他院での治療を隠さない方がいい理由

よくあるご質問
他院での治療を隠したい患者様は多いと思います。
 
 
特に、現在受けている治療に関しては、「よそに行っているって知られたら気まずい」という気持ちになりますよね。
 
 
この辺りの対応はクリニックによって分かれるかもしれませんが、私はそれについて怒ることは全くありません。
 
 
他院で受けていることを責めたり、まして患者様の不利益になるように扱うこともありません。
 
 
実際には、申告していただくことのメリットの方が大きいと感じています。
 
 
「それでしたら、こちらの治療の方が今までに受けたものと違うので、いいと思います。」
 
 
「その治療を受けられたのでしたら、この治療とは最低2週間空けた方がいいので、ご予約の時に気を付けていらして下さいね。」
 
 
そんなご提案をすることが可能です。
 
 
中には、過去に受けた治療がNGに引っかかるものもあります。
 
 
(今は施行しているクリニックが非常に少ないですが、「金の糸」の施術はレーザー・光系全般がNGになります。)
 
 
治療歴をきちんと申告していただくことは、私たち医療者側だけでなく患者様を守るために非常に大切なことなんです。
 
 
日本の医療制度では、他院とカルテを共有することができません。
 
 
保険診療であればお薬手帳を見ればわかりますが、美容の場合はそうは行きませんね。
 
 
「治療を受けたことを隠したい」「よそで受けているって言っちゃうと気まずい」など様々な感情はあると思いますが、医療行為である以上、今までの治療との相互作用を考えていく必要があるんです。
 
 
適切な治療間隔で、適切な治療機器・薬剤を選ばなければなりません。
 
 
場合によっては、前の治療の効果を落としてしまう場合もありますので、それは非常にもったいないです。
 
 
当然ながら、副作用が出やすくなる可能性もあります。
 
 
医療情報をまとめるという意味では、1つのクリニックで複数の治療を受けた方が安心というのは言うまでもありません。
 
 
しかし、それぞれのクリニックで導入しているものが違いますし、値段も違います。
 
 
患者様としては、医療としての側面よりも消費者としての側面が大きくなるのは当然の心理だとも思います。
 
 
「よそで他の治療を受けている」と言いづらいお気持ちはわかりますが(同じものを導入しているクリニックなら尚更)、隠してしまうと医学的にデメリットの方が上回る場合も多いです。
 
 
具体的には、
 
 
◾️現在進行形で治療している場合(レーザー、光(フォト系)、脱毛など1-2ヶ月ごとの繰り返し治療)
 
 
◾️1年以内に糸やヒアルロン酸の治療を受けた場合、半年以内にボトックス治療を受けた場合
 
 
◾️過去に美容整形手術を受けた場合(韓国など海外を含む)、骨折その他でプレートなどの金属が入っている場合
 
 
などは教えていただけると非常に助かります。
 
 
過去の治療歴が今後の治療に関わってくることもありますので、あなたの身を守るためにも正直に申告されることをお勧め致します。
 
 
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